謹んで新年のご祝詞を申し上げます。 皆様方には、お健やかによいお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 旧年中は、本協会の事業運営につきまして、格別のご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございました。おかげ様で事業運営が円滑に推進されていることに厚くお礼申し上げます。 2020年から始まったコロナ禍も4年目に入ろうとしています。この間、わが国の経済活動、社会・国民生活は甚大かつ広範な影響を受けました。日常生活は一変し、皆様も様々なご苦労をされていることと思います。あらためて、医療・年金・介護といった社会保険制度の重要性を認識し、また、健康であることの素晴らしさ、大切さを痛感させられた3年でもありました。 昨年(2022年)からは団塊の世代が順次75歳以上の後期高齢者となっています。加速する高齢化と現役世代の減少という難局に直面する現在、現役世代の社会保険料負担は30%を超えています。安定した社会保険制度を構築していくためには全世代で公平に支え合う仕組みに変えていかなければなりません。 国では、急速に進む少子高齢化や人口減少の中、年金・医療・介護など社会保障全般にわたる持続可能性を確保し、誰もが安心できる全世代型社会保障制度を構築するための検討が行われております。 本協会は、今後予定される各種制度改正が円滑に進むように、日本年金機構並びに全国健康保険協会等の関係機関と連携しながら、広報誌「社会保険ながさき」を活用して、タイムリーな情報提供を行っていくほか、社会保険事務講習会等を開催し、制度改正を含む社会保険制度の周知と広報に努めてまいります。 また、会員の皆様とそのご家族の健康増進や福利向上のための事業を引き続き推進してまいります。 さて、今年の干支は「卯」。その意味は「家内安全」「飛躍」「成長」。新しいことに挑戦するには最適の年だと言われています。コロナ禍を乗り越える「飛躍」の年にしたいものです。 本年も旧年同様、皆様方のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。一般財団法人長崎県社会保険協会会 長(諫早地区幹事長)塚元 哲也副会長(長崎南地区幹事長)山口 大輔副会長(長崎北地区幹事長)川添 暢也副会長(佐世保地区幹事長)村上 秀生「橘神社大門松」©PIXTA年 頭 の ご 挨 拶2022 No.595月号12・1
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